【盛会御礼】R7年度　起業カフェ　仲間づくりにも！ 女性のためのやさしい創業塾

事業を大きくしたい男性、マイペースで始めたい女性

毎回本当に多くの方が参加され

これまでにたくさんの女性が起業を果たされました。

「一歩踏み出す勇気をもらった」

「何から手をつければいいかわかった」

「仲間がいるんだって元気が出た」

などなど、最初の一歩を踏み出すきっかけになれている様子を

伺うにつけ、嬉しくなります。

地元に、起業女性の仲間が増えるってうれしいです♪

女性起業家さんたちに喜ばれるのは

✔ 同じ女性目線で話を聴いてもらえる

✔ 感覚を理解してもらえる

✔ 上からの押し付けやお説教じゃない

などなど……。

男性アドバイザーとは、ちょっと違う視点だということです。

起業相談に行ったら

「もうかるのか？」

「売上はどれくらい上がるのか？」

「商売になるのか？」

ということばかり指摘され

挙句の果てに

「そんなぼんやりとしたことで、起業なんて無理」と

怒られて心が折れた…‥。

かつて、そんなご相談に駆け込んでこられた方もありました。

立派なホームページを作ってどーんと広告を出して

広い会場でイベントをして融資を受けて頑張れ！

なんていきなり勧めるアドバイザーと、

育児と家事を大切にしながら自分がつながりたい人たちと一緒に

「小さく生んで、大きく育てたい」という起業家さんとの話し合いは

どこまでいっても平行線……という悔やみごとをうかがったことも

実は、一度や二度ではありません。

起業も在宅ワークも丁寧に「育てる」ものだと思うから

事業ですから、売上を上げることは必須です。

いわゆる「もうかる」商売を目指さなくては、続けられないのも事実です。

世間では「これだけで７ケタ稼げる」「この集客で月ナン百万円」といった

事業として軌道に乗せるコンサルティング広告があふれています。

そういった手法を取り入れる目的が

「自分が楽しく仕事ができるように」

「自分がお役に立てることを、もっとたくさんの人に届けるため」

といった視点に立つためなら、

自分を見失ったりすることなくコツコツと事業を継続できる

あなたの心強い味方になります。

しかし、過去の経験上「お金」や「売上」だけを追いかけた事業や

事業を育てたい、大きくしたいというためだけに

仕事そのものをこなすことが目的になってしまったら

人として守るべき道理や経営者として通すべき筋道までをも見失い

最終的に自分を苦しめるだけです。

事業の成功とは、どれだけ売上げたかではなく

どれだけ心おだやかに自分の仕事に取り組めるかだと思っています。

✔ 周りと比べて落ち込んだりへこんだりしない

✔ 数字を追いかけることを目標にしない

✔ 目の前にやってきた仕事一つひとつに丁寧に取り組む

遠回りに見えても、結局はコツコツと取り組むことが

息長く自分らしい事業を続けていけるコツです。

だからまずは「起業したい」「自分で始めたい」と思えた自分自身に

またそう思えた環境に感謝することから始めましょう。

「生かされている」ことへの謙虚な気持ちは、いついかなる時も心をおだやかにしてくれます。

それだって、自分を大切にするということに違いありません。

同じ一歩を踏み出すのなら、楽しく心おだやかにスタートをきっていただきたいと願っています。