伝えることに真剣な人は「初めての人」に向けて言葉を尽くす
少々、立場は違えど、そのお話から我が身を振り返るきっかけを
いただきました。
「私たちが発信している情報は、本当に初めての人にも伝わっているだろうか?」
これは、ブログを書いている人すべてに関係する大切な視点です。
私が購読しているライター・小松成美さんのメルマガに、こんな話がありました。
彼女がインタビューした音楽家・坂本龍一さんは、
作曲家でありながら「言葉で伝えること」を非常に大切にしていたそう。
「伝える」ということに対して本当に誠実で、自分の思いが伝わるまで言葉を尽くし、
自分の記憶や経験を、相手が理解するまで丁寧に伝えられていたそうです。
「自分を知らない人に自分を知ってもらうために、必要なことは何か」
を考えることを大切にされるようになったんだとか。
心にある思いを示す言葉をきちんと重ねていくことを
自分に課すことになったとおっしゃっていました。
この姿勢こそ、ブログを書くときにも必要だなあと痛感しました。
「一見さんお断り」なブログの特徴とは?
ブログを書いている人の多くは、「たくさんの人に読んでもらいたい」と思っているはずです。
でも、無意識のうちに「初めての人にはわかりにくいブログ」になってしまっていることがあります。
例えば、こんなブログはありませんか?
- 過去の記事に言及しているけれど、その記事へのリンクがない
- 専門用語が多く、初心者が読むと「自分には関係ない」と感じてしまう
- 講座やイベントの報告があるけれど、それがどんな内容なのか説明がない
せっかく書いた記事も、初めての人に読まれなかったら意味がありませんものね。
初めての人に伝わるブログを書くためのポイント
では、どうすれば「初めての人に伝わるブログ」が書けるのでしょうか?
初めての人に伝わるブログ3つのポイント
1. 過去記事へのリンクを貼る
- 「詳しくは以前の記事で紹介しました」と書くなら、必ず該当記事のリンクをつけましょう。
2. 専門用語はできるだけ噛み砕いて説明する
- 初めて読む人が理解できるように、簡単な言葉に置き換えたり、注釈を入れると親切です。
3. イベントや講座の説明をしっかり入れる
- 「先日の講座、楽しかったです!」だけではなく、「○○というテーマで、こんな学びがありました」と補足しましょう。
さらに「初めての人にも読んでほしい」という意識を持つことも大切!
毎回のブログが、初めて訪れた人にとって「自己紹介」になるように意識すると、自然と伝わる文章になりますね。
伝えたい気持ちを、伝わる形にする
あなたのブログは、初めて訪れた人にも伝わるようになっていますか?
- 初めての人が何を知りたいのか?
- 読者はどこでつまずくのか?
-想いをきちんと言葉にできているか?
この3つを意識するだけで、あなたのブログは「読まれるブログ」へと変わります。
もし「自分のブログ、大丈夫かな?」と不安になったら、一度見直してみましょう。
伝える言葉の選び方次第で、ブログの印象は大きく変わります。
より多くの人に想いが届くブログを、一緒に作っていきましょう!