あなたが想いを語れば周りもしあわせになる

「わがまま」と言われたメジャー移籍は本当か？

昨年末から今年にかけては、さらに佐々木朗希選手の移籍で

私の立ち位置は、甥っ子３人の「おばちゃん」が確定しました！

先日のオープン戦デビュー登板も素晴らしい投げっぷりで、

かなりの高評価をつかめたようで一安心です。

そんな佐々木投手ですが、移籍の数年前から、

NPBではいろいろと物議をかもしてきました。

本人はいたって普通に野球をしていただけですが、

とにかく周りがうるさかった……。

やれ、メジャー挑戦は早いとか、日本の野球に貢献してから行けとか

ケガが多いだの、投球回数が少なすぎるだの、わがままが過ぎるだの

 「うるさいわっ！　あんたらは若い選手をつぶしたいんか？」

と、おばちゃんはいらいらしていましたが

本人が気持ちや行動の理由を語ることがなかったため

余計に憶測が憶測を呼んでデマに近い話が独り歩きしてしまったんですね。

渡米が決まり、ようやく本人がインタビューで口を開いて様々な想いを語ったことで

アンチは消えてなくならないまでも、新たに応援したいと思った人も

増えたのは確かです。

私もインタビュー番組を拝見し、やっぱり、きちんと気持ちを語るって

大切だなあと思いました。

 「想い」は人と人を、心でつなぐから

野球選手なので、プレーで見せたり結果を残したりすればいい

ともいえますが、いや、もったいない。

野球に限らず、どんな仕事でも取り組む想いや、大切にしている気持ち、

行動の理由があるはずです。

佐々木選手のような有名人ではない私たちは、当然ですが

伝えることに意識を向けることが必要です。

人は共感してこそ行動に移そうと思うものです。

しかも共感するのは商品やサービスではなく

やっぱり「人」、つまり想いや気持ち、姿勢など

言葉にして語らなくては伝わらないものばかり。

＊誰に届けたいの？

＊何を伝えたいの？

＊受け取った人をどうしてあげたいの？

どんなに忙しくて、どんなに面倒くさくても、この３つの質問の答えだけは、

きちんと伝えられるよう準備しておきたいものです。

ちなみに佐々木選手のインタビューでは

「まだ早い」「わがままま」という声が多い中

どうしてメジャーに挑戦したかったのか。

東日本大震災での被災を経て、日々、どんな想いで野球に

取り組んでいるのか。

心が震えるお話があふれ、知らなかった彼の人柄が

浮き彫りにされていました。

こりゃ、ファンになっちゃいます。

応援しなくちゃと思っちゃいます。

想い、気持ちを伝え、人柄を知ってもらうことは、

自分の仕事の成功につながるだけでなく

周りの人も、しあわせにすることなのかもしれません。

言葉の力が、ビジネスをしあわせにする。

まさに、体感した出来事でした。

あなたはきちんと想いも語れていますか？

商品やサービスのアピールも大切ですが

「共感」していただく努力も忘れずに♪

そんな佐々木選手のお話はこちらの拙文にまとめました。

「R. 」に背負う感謝と覚悟【ロサンゼルス・ドジャース 佐々木朗希】｜うちはしまいこ 佐々木朗希は、どんな練習も全力だ。ウォーミングアップのランニングだって手を抜かない。 いつ、誰の目に留まった時も、一生懸命に取り組んでいること。それが、周囲の人たちへ、感謝の気持ちを表すことだと信じているからだ。 2011年に発災した東...

note.com