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文章は「書く」より「育てる」もの

2025/04/07

伝わるブログに育てる3つのコツ

文章は「書く」より「育てる」もの

「伝わる文章づくり」をテーマに、日々ブログやコラムを書いているのですが、


今回は少し視点を変えて「文章を育てる」という考え方をご紹介したいと思います。




昨年末、珈琲教室に参加してきました。


普段は我流で淹れている珈琲。豆がいいので、素人でもおいしく飲めますが


どうせなら、プロから直接学んで、もっとおいしい一杯を淹れたい!




お客様のお店で「珈琲教室を開いて~!!」と訴え続け、

やっと開催していただけることになった教室でした。



結果として、想像以上に深く、豊かな学びの時間となりました。






「文章を育てる」という発想


珈琲教室で一番印象に残った言葉があります。



「挽いた豆は、育てるものなんです」



お湯の注ぎ方やタイミング、温度、道具の扱い方ひとつで、同じ豆でも味や香りがまるで変わってくる。


つまり、珈琲の「完成」は、最初から決まっているわけではなく、手をかけることで変わっていくのです。




これって、文章づくりにも通じるなぁと感じました。




よく「文章を書くのが苦手です」というお悩みを聞きますが、


「文章は書くもの」という固定観念が、かえって苦手意識を生んでいるのかもしれません。




でも実は、文章って「育てる」ものでもあるんです。




最初から完璧じゃなくていい


「育てる」とは、書いた文章に時間をかけて手を加えていくこと。




たとえば、ブログ記事は一度投稿したら終わり…ではなく、


後から読み返して書き足したり、順番を変えたり、表現をブラッシュアップしたりしていいんです。




「もっと伝わる言葉が浮かんだ」


「あのときより今のほうが、うまく書ける」


「読者の反応を見て、変えてみたくなった」




こうした小さな調整を重ねることで、文章そのものが成長していきます。


だから、書いた直後に「うまくいかない」と落ち込む必要はまったくありません。




むしろ、「ここから育てていこう」という余白がある文章のほうが、ブログとしても育ちやすいのです。




育てる意識が「伝わる力」を磨いてくれる


文章を育てるということは、読者の反応を受け取ることでもあります。




・どの表現が響いたか


・どこで離脱されたか


・どうすればもっと伝わるか




それを試行錯誤しながら繰り返すことで、「伝える」だけではなく「伝わる」文章に育っていきます。


そして、文章とともに書き手である自分自身も、自然と成長していく……。


これは、一度書いて終わりの文章づくりでは得られない、大きな醍醐味ですよね。




数にとらわれず、「伝わる」にこだわろう


多くの方が、「アクセスを増やしたい」「読者を増やしたい」「集客につなげたい」


と思ってブログに取り組んでいると思います。もちろん、その目標は大切です。




でも、目の前の「数」ばかりに意識が向いてしまうと、


書くこと自体が苦しくなったり、目的がぼやけてしまったりしがちです


(私が過去に経験していますから、間違いない!)。



だからこそ、「伝えたいことが、伝えたい人に、伝わるように育てていく」


この視点を大事にしてみてほしいのです。


その姿勢が、結果的に「数」につながるブログを育ててくれますから。



最後に:あなたの文章、育ててみませんか?


文章は一発勝負ではありません。


書いたあと、何度でも育て直せるものです。




コーヒーのように、じっくり丁寧に時間をかけて


自分の想いを伝える一杯……いえ、一文を淹れてみてください。




きっとその文章は、誰かの心にじんわりと届くはずですよ。



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