メールを送る時、誰に向けて送るのか決めてから書きますね。
料理をする時、何を作るか決めてから取りかかりますよね。
電話をする時、相手に何か行動してほしいことがあるから、電話をかけますね。
それでは、文章を書く時「誰に」届けたいのか、決められていますか?
「何を」伝えればいいのか、きちんと用意して取りかかっていますか?
読んでくれた人に、その後どうしてほしいのか、
まだ考えられていないのではありませんか?
文章づくりはブランディングです
チラシもブログも、プロフィールづくりでも、
いちばん初めに準備をしておくことがあります。
それがコンセプトづくり、すなわちブランディングです。
そのためには、次の3つをしっかり決めることから始めましょう。
□届けたい人は誰ですか?
□あなたの強みや得意なことは何ですか?
□読んだ人をどうしてあげたいですか?
「書けない人」は「決められていない」人
文章とは、届けたい人が決まっていて、その人が知りたいことを想像し、
それに答えてあげるものが見つかって初めて書けるもの。
チラシの文章が浮かばないのも、ブログのネタが尽きてしまうのも、
自己紹介がうまく書けないのも、あなたの中で「届けたい人」があいまいだから。
あなたに文章力がないとか、知っている言葉の数が少ないといった理由ではないのです。
まずは、誰に読んでほしいのか、ターゲットを決めましょう。
届けたい人が決まったら、その人が知りたいことや、
解決したいと思っていることをたくさん妄想してみましょう。
そして、それらを解決してあげられそうな、
あなたの持っている強みや得意なことをピックアップしましょう。
表現力を磨いたり、言葉の数を増やしたり、
ブログやSNSのテクニックを勉強するのは、それからで十分ですよ。