お店のキャッチフレーズを考える。
専門家としての肩書きを用意する。
新しいメニューに名前をつける。
そんな時、壁にぶつかる人のほとんどが
「何を書けばいいのかわからない」
「文章にならない」
という悩みを口にします。
文章は「見つける」もの
それは、書く内容が決まっていないのに、
いきなり文章を書こうとして言葉探しを始めてしまうから。
もう、おわかりですか?
文章が書けないのは、文章力や文才がないからではなく、
書くべきことを「見つける」作業ができていないのです。
書ける人になるために、まずは
□商品やサービス、お店やサロンの特長は何ですか?
□売りたい人や届けたい人は誰ですか?
この2つの質問に答えることから始めましょう。
答をたくさん書き出せたら、いよいよ「見つける」作業のスタートです。
「どう」言うかより「何を」言うか
文章を書く時、あなたが見つけるべきもの。
それは、たくさん出てきた特長の中の「何を」言うか。
そして見つけた「何を」を「誰に」届けるかです。
例えば、豆腐を売りたい時。
「白い」「四角い」「柔らかい」「低カロリー」など、
豆腐の特長をピックアップ。
その中からいちばん売りたいこと、つまり「何を伝えたいのか」を見つけましょう。
売りたいこと(=伝えたいこと)が決まれば、
誰に届ければいいかも自然と見えてきます。
もしも「低カロリー」という特長で売るのなら、ダイエットを意識している女性に。
「柔らかさ」を訴求したいなら、介護食や離乳食として高齢者や育児中のママに。
このように「何を」が見つかれば「誰に」が決まり、
伝わるためには「どう」書けばいいかが見えてきます。
つまり、文章として表現することができるようになるのです。
「書ける人」とは「見つけられる人」。
ぜひ、あなたも「見つける」視点を持って、文章に向き合ってくださいね。