「一見さん」として初めての講座に参加するのが
苦手だからこそ気が付いた、講座の提供者として
気配りをしなくてはいけないこと。
弊社の講座に参加された「一見さん」の感想をご紹介しながら、
受講者さんが「知りたいこと」、主催者が「伝えなくちゃいけないこと」
を5回にわたってお届けしています。
まずはプロローグをどうぞ♪
→講座のお知らせで知りたい&伝えたい!5つの疑問【プロローグ】
受講者さんに聞いてみた!
会いたい受講者さんとつながれる講座・セミナー・ワークショップの伝え方
今日は二つ目。
みんなの相談、もしかしてハイレベル?
~相談や質問、他の人の悩みってどんなこと?
「できなかったらどうしよう」の気持ちをサポートできないか?
かつて、起業サポートをさせていただいていた方が
「有料講座を受けても、私に実践できないことだったら
どうしようと思って申し込めない」
という趣旨のお話をされたことがあります。
起業のイロハとしては「できなかったらどうしよう」じゃなく
「どうしたらできるだろう」って考えるべき……
と言ってしまえばいいことかもしれません。
でも実際に、私も似た経験があります。
「できなかったら……」とためらう人たちがマインドを変えて
動き出されるのを待っているだけでなく
今の状況でも一歩前に出してみようと思っていただくために。
受講者さんだけにゆだねるのではなく
提供側にもできることがあるはず。
そのひとつが、事前の情報発信を丁寧にすることだなと
改めて感じています。
目的を自分ではっきりつかむことも、受講のきっかけに!
講座やワークショップでは、参加者さんの顔ぶれも気になりますが
そもそも、自分の聞きたいことや困っていること、解決したいことが
その講座で手に入るのかということも、事前に知っておきたいはず。
ちなみに、感想をくださった受講者さんが
参加前に困られたり、知りたいと思われていたことは……
●自分の強み・PRポイントがわからない(自信がない)
●自分のしていることや強みが、お客様にとっての「欲しい未来」に
つながるのかが、いまひとつわからない
●自分のサービスで、お客様がどんな未来を受け取れるのか明確じゃない
ということだったそうです。
講座やセミナー、ワークショップって、単に「話を聞こう」とか
「役立つことを聞けるかな」という漠然とした気持ちや
「なんとなくここが気になる」といった、
ぼんやりとした目的で参加するより
「ここに困ってる」「これについて知りたい」
「この困りごとを解決したい」など、
受講の理由を自分自身で具体的につかみ
目指すゴールや目的をきちんと整理しておくほど
受けた時間も充実しますし、自分の実にもなります。
提供する側が、お申込時に「質問」として投げかけ、
参加前から考えていただき、受講していただくのもいいですね。
こうした声を、受講後のアンケートで受け取り
「ビフォー&アフター」として変化の様子や中身を紹介することは、
「大丈夫です、安心して参加してくださいね」と伝えたいから
「みんな、私と同じことを解決したいんだ」
「こんな困りごとでも、参加して大丈夫だ」
などなど、自分ごととして受け取ることができるため
一歩を出しやすくなるはず。
事前に、講座の中身そのものは具体的に出せなくても
~ドキドキの申込から自信が生まれたエンディングまで
「肩書きづくりワークショップ」の場合~
②みんなの相談、もしかしてハイレベル?
③お金を払ったのに、実践できなかったらどうしよう
④そもそも、参加するだけの価値ってあるの?
⑤先生が苦手なタイプだったらイヤだ!
さて、次は3つ目
お金を払ったのに実践できなかったらどうしよう
~参加したらできるようになったこと
をお届けします。
このたび感想をいただいたワークショップ参加者さんは
自分の強みやPRポイントを発見し、お客様の「欲しい未来」に
つながるものにできたのでしょうか……!