・コンサルタント
・セラピスト
・ハンドメイド作家
これらは【肩書き】ではありません。
……とお話をした際、たくさんの方が、少なからず
衝撃を受けられたようでした。
インスタライブでお届けした際も、たくさんの方が
「伝えたい!」気持ちだけでは、【肩書き】は生まれない
お客様に、どんな「価値」を届けるかが大切……
その「価値」を、伝えたい人に伝わる言葉にしたものが
以前、コーディネーターさんとのコラボによるインスタライブで、
「価値」って何だろうというテーマでお伝えをしました。
その内容を「ブログ」ライブでお届けしましょう♪
Q:ライティング講座のチラシに
「“起業初心者のためのコンサルタント”それ肩書きじゃありません」
って入ってるのを見てショックだったんです!
A:私たちがお世話になりたい人を選ぶとき
「自分にとって必要」「きっといいことがある」「メリットがある」って
自分のことで考えるはずなんです。
「こうだといいな」「こんなのが欲しいな」と思っているものを、
その人がもたらしてくれるのかわからないと、選びようがないですよね。
肩書きを見た瞬間、そうした内容が相手に届かないことには
選んでもらうきっかけの提供もできない、
出会うためのとっかかりも作れないってことです。
Q:選ばれるか選ばれないかが、その一行にかかってる……。
お客様になった時、どんないいことがあるかが
そこに凝縮されてないと選んでもらえないんですね。
A:「自分の価値を伝える」とよく言うけれど、
そもそも価値って何だ?っていう定義づけから必要かもしれません。
Q:価値とは?
A:自分が届けたい人、お客様になってほしい人に
その人が求めているものを提供してあげられることではないでしょうか。
Q:自分が主語になっちゃう…!
届けたい! 伝えたい!
A:みんなやっちゃいますよね。
その気持ちがないと仕事にならないので大事だけれど、「伝えたい」だけじゃ選ばれません。
言葉ってコミュニケーションですよね。
わかっているはずなのに、仕事となると「伝えたい」「届けたい」
「わかって」「受け取って」「ほらっ!」て、一方的に相手に投げてしまう。
受け取る側がいて、投げ返してくれてコミュニケーションが成り立つので
その視点は忘れてはいけないと思います。
Q:押し付けてるかも……。
A:それが「役に立ってあげたい」という気持ちの表れだけど、
ちょっと落ち着こうよって……(笑)。
Q:こんなに勉強したから、こんな思いがあるから、
届けたいと思ってしまう……。
A:相手がわかってるかな? 受け止めてくれたかな?
誰に届けたい? 誰の役立ちたい?
どんな人にお客さんになってもらったら、自分の持っている
一番いいものを届けてあげられるんだろうって考えること、
すべてはそこですね。
自分の肩書きを考えるとき、言葉にするのは作業の最後の1割2割。
そこまでは、自分の持ってるものがどんな人の役に立つのか、
その人にどうなってほしいのかを考える作業です。
それはつまり仕事のコンセプトになるので、事業を見直す機会にもなります。
事業って定期的に見直すことが大切だし見直さないと発展しないしね。
Q:うちはし先生って、迷ってる起業家の「産婦人科」だと思ってます。
職歴が長かったり、想いが大きい人は知識・経験・実績があるからこそ
難産になりがちですが、最後は先生が助産師さんみたいに待ってくれてる。
(肩書きが)出てこなくてどうしようっていうときは、
フィードバックいただいたり、一緒に出してくださったりする。
カッコいい言葉ほど、誰のココロにも刺さらない
A:それに、肩書きを見ていただくと
難しいとか、カッコいいとか、賢そうとかっていう言葉を、
探そうとしなくていいんだとわかってもらえると思いますし。
Q:カッコいい言葉より、わかりやすい言葉。
その方がお客さんに伝わるんですね。
A:普段、辞書を引きながら文章は読まないですよね。
そんなめんどくさいことはしないはず。
辞書を引きながらでなくちゃ読めない言葉は、非日常だから響かない。
受け取り手のことを考えれば、自分を賢く見せる必要もないですしね。
Q:「○○する人」みたいな、わかりやすい肩書きをつけてる人が
すごいと思えるようになりました(笑)。
この人に教えてもらったら、わかりやすそうと思えるようになったんです!
カタカナを入れたくなるけど(コーディネーターとか、プロデューサーとか)
何をしてる人かわからないと言われて……。
A:カタカナの名前って、言語化するのがめんどくさいと
思ってる人は使いやすいかもね。
具体的に何をするのかを言葉にするのは大変だし、苦手だし、めんどくさい。
カタカナひとつで済ませちゃうって「手抜き」なのかもしれないです!!!
いかがでしょうか?
あなたの肩書きも「手抜き」になってませんか?
人を動かすためには、時間も手間もかかるし、そもそも相手に心をかけなくちゃ
届かないし響かないものです。
とはいえ、肩書きづくりって、一人じゃなかなか取り掛かれない作業なんですよね。
誰かに質問や疑問を投げてもらえると、たくさんの気づきを得られたり、
びっくりするくらい作業が進んだりします。