みなさんのお悩みで、一度は通過することのひとつが
「自分がお客様にどう役立てるのか、わからなくなってきた」。
だから、「もっと資格をとらなくちゃ」「違う業種がいいのかな」
と迷いだし、とうとう自信がなくなってしまった……。
強みが見えない、誰に届ければいいのかわからない。それって実は……
長らく事業をしている方ほど、強みや専門性が高まり
そんな時、まじめな方ほど、悩みます。
インスタライブでのお話を文字に起こしてみた
「読むインスタライブ その2」をお届けします。
Q:自分がお客様にどう役立てるのか、わからなくなってきたんです。
だから「もっと資格をとらなくちゃ」「違う業種がいいのかな」
って迷いだして、自信がなくなってしまいました…。
A:長いこと仕事をやってきてるにもかかわらず
「私って、お客様にどう役立てているんだろう? なにで役立ってるんだろう」
って迷うのは、成長している証拠かもしれないですね。
新しいことやできる範囲が、いつの間にか広がってるのかもしれません。
誰かの役に立ちたい、お客様がこうなったらいいなという
「ギブ」の気持ちがある証拠だと思うんです。
そこがないと仕事も伸びないし、お客さんも増えない。
悩めるのはいいことですよね。
自分でも気づかないうちに、次のステージにステップアップしようと
している段階かもしれない!
Q:自分自身が成長しているとき⁉ そんな視点なかったかも!
自分がスキルアップしたり、やれることが増えたりするからこそ、
お客様の層が変わる感じでしょうか?
A:やってることと、思ってることと、来てくれてる人たちが
かみ合わなくなっているのかもしれませんね。
そういう状況は自分じゃなかなか気づかないので
違和感になっているのかもしれません。
「ホントに役に立ってるのかな?」と思ったら
Q:自分のやってる仕事や肩書き…もうやめる?
って一人で堂々巡りしてました・・・勇気が出てきた!
A:みんな迷いながら、手探りで前に進んでいるものね。
そういう時は、一人で考えていると絶対に止まっちゃって、いいことはない。
自分で自分の棚卸しをするのじゃなく、誰かにやってもらうことが大事です。
ちゃんと整理して「ここじゃないの?」って見つけてくれて、
「こうしたらいいんじゃない?」って客観的な意見をくれる専門家や
プロの方にお願いしましょう。
自分のことって、自分がいちばんわからない、絶対に。
人の役に立ってるって、言い換えれば「強み」。
それって本人は当たり前にやってることなので気付かないんです。
気づけないと、見つからない。見つからないと、モヤモヤ、イライラ、
ふわふわ、ドロドロしちゃう。
そうなると言葉にできないから、人に伝えられず受け取ってもらえない。
届いていかないから、本来出会いたい人に出会えず、出会いたくない人出会ったり、
出会っちゃいけない人に出会っちゃう。
言葉にすることは、目の前のお客様への「思いやり」です
Q:そのために言葉にするのは大切!
A:悲しいかな、言葉にして伝えないと、伝わらないんですよね。
でも、その言語化の元になる「見つけること」が一番大変で、自分じゃなかなかできない。
Q:自分の人生を振り返るってしんどい、怖い。
大切だけど、後回しにしている人は多いかも。
時代の流れも、お客様の変化も速いから、ひとつの肩書が決まっても、
3年後も使い続けられるかなと思っちゃう。
A:私の肩書き「お客様とつながる文章づくり」は「長期」的。
ターゲットが広く、抽象的。仕事全体を捉えた肩書きです。
これが、一つの事業とか具体的な仕事に合わせると、具体的な肩書きになります。
どこをめがけて作るかなので、結局、最終的には「誰に」「何を」がキーになるよね。
Q:言葉にできていないだけで、仕事が来ないのはもったいない話。
目の前に困っている人がいるのに、解決できないってことになりますね。
A:肩書きって一つのツールでしかありません。
肩書きを考えるって、仕事の柱、ブランディングを作っているのと同じことです。
「誰に・何をして・どうなってほしいのか」「なぜこの仕事をしているんだろう」って考えて
「これだ」っていうのを見つけることが、肩書きづくりになります。
そこが見えてくるから、商品づくりやメニュー開発、やりたいことにつながっていくんですよね。
Q:自分のモチベーションや、やりがいにもつながるのかなって思います。
4月の受講で人生を振り返ってみたら、この経験を活かせるって、自分で見つけることができました。
A:第三者の適当な声ほど、大事なものはないものね。
専門的な話をし出すとわからない。
Q:私も「何をしている人かわからない」って言われるんです。
A:できてしまうのはすごい強み。
だからこそ、誰に関係のあるものかってはっきりさせるのは必要。
最初の入口としてね。
Q:思いやりですよね。
この人には、これを相談したらいいんだって教えてあげるのは「親切」です!
最初の入口として、自分の仕事をわかりやすく表現しようっていうのがワークショップですよね。
私の肩書きも、家族に聞いてもらうと「何をしている人」かすぐに理解してくれました。
先生は、難しい単語も、すごくわかりやすくしてくれるプロ♪
肩書きづくりは人助けです!
肩書きづくりって、一人じゃなかなか取り掛かれない作業です。
誰かに質問や疑問を投げてもらえると、たくさんの気づきを得られたり、
驚くほど作業が進んだりします。