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ダメ出しされそうな文章や、自信のない文法が怖いあなたへ

2025/01/29

日本語にも文章にも、絶対の正解はない

ダメ出しされそうな文章や、自信のない文法が怖いあなたへ


仕事から離れて、好きなことを好きなように書きたくて


始めたnoteでの文章づくり。

 


 

「エッセイ100本チャレンジ」と名付け、好きな時に、


好きなテーマでマイペースに投稿しています。

 


 

実は、noteに投稿してみようと思ったきっかけは、


仕事じゃない場で好きなように書きたいという


気持ちだけではありませんでした。


 

 

プロのライターとして、ちょっと追い込まれていた時期だったんです。

 

 

文章を書くことが怖くなった



「比喩は使わないでください」


ある時、提出した原稿に担当者からダメ出しが入りました。


 


山と田んぼしかない田舎の夏の情景を伝えるのに、


そのまま書いたのでは、まさに「田舎です!」って言ってるようなもの。




目を留めてほしい冒頭の一行目だからこそ


ちょっとひねりが欲しいなあと


「頭の上から、したたり落ちてきそうな緑が……」


みたいな、例えた表現をした記憶があります。




そんなひねりに、NGを突きつけられてしまいました。




そんなことが何度か続き、この担当者の原稿には、


オリジナリティのある表現はいらないのか……と学習したものの




新しい言葉を創り出したり、敢えて「え?」って思われるような


引っかかりのある言葉を選んだり、印象に残す原稿が求められてきた中で


言葉の一般化、標準化を求められる原稿づくりは手強い仕事でした。




商業ライティングは、発注者の希望に沿った原稿を書かなくてはいけません。




「そこでそれを使うのは間違い」とか


「そんな表現は使わないでください」といった「指導」が入ったり、


修正や変更の指示が入ったりして、だんだんと文章を書くことが


怖くなっていったんです。




「もう一度、初心に返っていろんな表現を勉強したり


試したりする場をつくろう」と思いつき、


いわば実験の場所のような気持ちで始めたのがnoteだったのです。




目の前がパッと明るくなったある講座



そんな中、ある講座を受けたことで


「書く怖さ」を少し手放すことができました。




「実例で学ぶ『新聞校閲』」というオンライン講座です。




 「校閲(こうえつ)」ってご存知ですか?


おおざっぱに説明すると……




文章や原稿に誤字・脱字がないか、文法の誤りがないか、


書かれた内容が間違っていないか、不適切な表現がないか、さらには


書かれている内容が事実と異なっていないか


などを確認して修正する作業です。




「その講座のどこがおもしろいの?」って声が聞こえてきそうですが


ライターの仕事って、半分はこの校閲仕事と言っても


過言じゃないくらい、大切な仕事です。




見落としなく作業を進めるコツやポイントのようなものを


改めて知ることができとっても楽しい講座でしたが


いちばん受講してよかったと思えたことは、


実はそこではなかったんです。




大切なのは「自分が感じたことを信じて」書くこと




「日本語に絶対の正解はない」




自分の立ち位置を改めて見直す機会になった講師の言葉です。




誤字や脱字、文法の間違いは正解・不正解の伴うものですが


極端に言えばそれすらも、書き手の意図を聞いて


初めて判断するべきものということです。




「書き手の意図を確かめないままダメ出しをしてはいけない。


その背景には、必ず何か想いや解釈の違いがあるから。」と。




 大切なのは、「そこに書き手としての責任を持っておくこと」と聞き、


「自分の責任で書く」と言う意識を忘れてはいけないと、


改めて感じたのです。




どんな内容であっても自分が感じたことを信じ、


自分に責任を持って表現することが


文章を書く上で大切なことだと改めて突き付けられた気がしました。





同時に、読み手はそれぞれの立場や思いで読み、受け取り、


解釈するものだということもしっかり頭に置いておくべきだと


いうこともわかりました。




もしもあなたが


「文法を間違えていないか心配」


「正しい言葉づかいに自信がない」


「書いた内容を笑われないか不安」


なんていう理由で、文章を書くのが楽しくないと思っていたり


発信することにためらっていたりするなら




何も気にせず書きましょうとお伝えしたい!




「日本語に絶対の正解はない」んです。


「自分が感じたことを信じて」書けばいいのです。




言葉や文章で何かを表現するのは


難しいけれど、実はとっても楽しいことです。





自分の想いが伝わる楽しさや、誰かと文章でつながる喜びを


ぜひあなたも手にしてくださいね。



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