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「文章を書き上げるのは大物作家でも難しい」

2025/02/19

人の脳は、文章を書きたがらないものだから

「文章を書き上げるのは大物作家でも難しい」
「文章を書き上げるのは大物作家でも難しい」


これは、韓国の作家ナムグン・ヨンフン氏の言葉です。



新刊『みんなが読みたがる文章を書く方法』の出版にあたって書かれた

書籍の紹介記事を見つけたのですが、その中で

「まず書き上げることができる人が少ない。仕上げられる人には才能がある」

というフレーズに、心を惹かれました。



そうです。文章を書くって、実は私たちが想像したり、日々、実感している以上に

なかなかハードルの高い作業だったんです。

文章を書くのが苦手?……それはあなたのせいじゃない


書籍紹介の中で取り上げられているのですが


人の脳は、「できる限り文章を書きたくない」のだそう!

文章を書くことは、基本的に「苦痛」な行動だというのに驚いてしまいました。



そりゃ、ブログにせよ、企画書にせよ、書き上げるのは大変なはずです。

「私、文章を書くのが苦手で……」と言っている人も、

その人の特別な短所ではないということ! ちょっと安心できますね。



生きるために必要な行為は、どれだけ多くのエネルギーを消耗するとしても

脳は拒否しないそうですが、「書く」ことは生きることに直結しないため

拒否されてしまうんですって!



体が拒否する「書く」ことに、どうしたら挑戦し続けることができるのか。

著者がピックアップしている4つの方法を、身の回りに照らし合わせながら紹介したいと思います。


いい文章を書くための4つの方法

  1. とにかく何か書き始める
  2. 自分が書いた文章をほめる
  3. 作業は一度にひとつずつ
  4. 本を読もう、自分を取材しよう




① とにかく何か書き始める


原稿に向かう日の私の朝は、ブログを書くことから始まります。

ウォーミングアップになっているんですが、実はこれがいい文章を書くための行動だったと知りました。


要は、脳が書くことを拒否するなら、この行動が「書く作業だ」と脳が気づく前に、書き始めてしまおうということです。

すると、脳は当然の行動だと認識するようになるそうです。おもしろい!


とりあえず、ペンを手に紙に何かを書く。キーボードをたたく。

著者曰く「自分の名前でも構いません」。


「才能がある人は、まず書き始める人」という著者の言葉が、なんだか深いなあと感じました。



② 自分が書いた文章をほめる


自分が書いた文章を読み返し「下手だなあ」「もうちょっと上手に書けないかなあ」


と、自分を下げてしまったり、文章を否定してしまったりする人は多いものです。



ほめられないと、どんな人だってモチベーションは保てませんよね。


文章は、書けば書くほど上手になるもの。だからまずは、今「書いている」ことが素晴らしい!


書き上げることができたら、それだけで十分ほめるに値することです。


特に、最初に書いた文章は、プロだって決して「上手」とは言えないレベルです。

そこから何度も読み返して手直しを加え、いい文章に育てていきます。


まずは書き上げたことを、自分でほめてあげましょうね。



③ 作業は一度にひとつずつ


人間はもともと、マルチタスクができないのだそうです。



そういえば……メジャーリーグの試合をネットで観戦しながらブログを書こうとしても

全く行数が増えていかない……ってこと、実はしょっちゅうあります……。


文章を書くという作業ひとつをとっても同じことが言えるんです。


何から書こうか、最後をどんな文章で終わろうかと、組み立てを考えながら

漢字を間違えてないか気にしていたり……。


改行の位置を考えながら、一行目に迷っていたり……。


同時に2つの作業をしようとせず、組み立てだけ考える、漢字のチェックだけをする、

改行位置にだけ注意する、一行目の書き出しだけ思案する。


作業は一度にひとつと決めましょうね。



④ 本を読もう、自分を取材しよう


文章を書くためには、自分の中に「書くべきもの」がなくてはいけません。


著者も薦めていますが、まずは、たくさんの本を読みましょう。



知識や情報、表現、言葉遣いなどなど……。


日頃からストックをたくさん用意しておきましょう。



さらに、自分らしい文章を書くためには、自分の気持ちや感情に敏感になることも大切!


なぜ美しいと思ったんだろう。どこが楽しいと感じたんだろう。

悲しいと思ったのは何が理由なんだろう。


その都度その都度、自分に質問を投げかけてみてください。

その時の感情こそが、あなたの言葉になって文章を紡ぐ素材になりますから。




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