ある日、Xにあがっているいろんな投稿をぼーっと眺めていたら、
衝撃的なフレーズが目に飛び込んできました。
「冷やすと老けるぞ」
漢方と養生の専門家の方の一言。
「ひょえーっ!」と……私に刺さりました!
もともと手足の先が夏でも冷たく、冬はしもやけができるほど
代謝(血の巡り)が悪い私ですが
「老ける」の言葉にめちゃくちゃ反応してしまったのでした。
そして思ったことは、やっぱり言葉選びの大切さでした。
「代謝」「血の巡り」「老廃物」に、未来の姿を想像できる?
「冷えは大敵」とか「冷えは万病のもと」とかって言葉を筆頭に
まあ、冷やすのは体によくないってことは、誰しもよくわかっているでしょう。
とはいえ「万病」って何? 私に関係あるのかな?
くらいの意識ですよね。
なぜ冷やしちゃいけないのか、専門家から受ける説明も
「代謝が落ちてウンヌンカンヌン…」
「血の巡りがわるくなるからドウシタコウシタ…」
「老廃物が溜まって肩こりがアレヤコレヤ…」
ってメカニック的なお話だったり、専門的な原因の解説が多かったりしませんか?
それが、一言「老けるぞ」!
届けたい人をよくわかっていて、どんな言葉だと
自分に関係のあることだとわかってもらえるか、
何を伝えれば「冷やすのをやめよう」と、
届けたい人が本気で思ってくれるかつかまれてるなあ……と思いました。
「冷やすと私はどうなるの?」がすっごく具体的なんだもの。
冷えが老化につながるという発想も無かったことでビックリしたのと
「老けた」自分の姿を一瞬で想像できた!
こういう言葉選びができるよう、もっと精進しなくてはと
改めて教えていただいた投稿でした。
そう考えると、文章づくりにストレスを感じなくなると
何が一番いいのか、
思うように文章で表現ができないとどんなデメリットがあるのか、
刺さる言葉で伝えられているかなあ。
もう一度、しっかり考えなくちゃ。