上手じゃなくちゃ書いてはいけない!?
「文章づくりが下手だから……」
「上手じゃない」という気持ちが、「下手なままでは書いてはいけない」
という思い込みになってしまうこともあります。
「下手だ」と思うのは……
✓ 文章を書き上げるまでに時間がかかりすぎる
✓ 書いているうちに、自分でも言いたいことがわからなくなる
✓ 一生懸命、書き上げても誰にも読んでもらえていない気がする
といった理由からでしょうか。
そんなお困りごとが少しでも解消され、文章づくりがラクになって、
楽しめるようになるために、以下の3つの練習法に挑戦しませんか?
苦手な文章づくり 上達のための3つの練習法
① 数をたくさん書く
質より量という言葉がありますが、文章もそう。書けば書くほど上達します。
でも慣れないうちは、「質」すなわち間違いやミスを気にしがち。
そこに気を取られてしまうと、書く手が止まりあきらめモードになりがちです。
いいんです。間違っても、ミスしても練習なんだもの、気にしない!
ブログなら、まずは100記事を目指して書いてみましょう。
毎日がんばれば3カ月。きっと、手ごたえを感じられるはずです。
② 誰かに読んでもらう
自分が書いた文章は、恥ずかしがらずに誰かに読んでもらいましょう。
その時、アドバイスではなく「感想」を聞いてみることをおすすめします。
プロでない限り「アドバイス」は、相手の好みであることが多いもの。
あくまでも受け取りたいのは「感想」。
おもしろかった、よくわかった、この意味がわかりにくい……などでいいのです。
自分では気づけないところをほめてもらえたり、改善のヒントを頂けたり、
ほどよい距離で受け取ると、思わぬ自信になったりしますよ。
③ 〆切を決める
実は、これがいちばん大切かもしれません。
「何日までに書く!」と自分で決めて取り組んでみましょう。
周りの人に、宣言してしまうのもいいですね。
一番大切なことは、文章を「上手に」書くことを目的にしてしまわないこと。
文章づくりは、自分の想いとじっくり向き合い、
共感してくれる人と出会うための一つの方法です。
あなたは、何のために文章を書いていますか?
誰に向けて、何を書けば、共感されるのか。
文章づくりにいちばん大切なポイントを、見つけることから始めてくださいね。