憧れのカフェ起業、その先にあったもの
最近、カフェ起業が人気ですね。
インテリアにこだわった空間で、自分の好きな雑貨や家具に囲まれながら、
お客様をお迎えする。そんなライフスタイルに
憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。
実際、弊社の女性起業サポートにも、
かつてカフェ開業を目指すお客様がいらっしゃいました。
事業計画を一緒に考えていたとき、
その方がふと、こんなふうにつぶやかれたのです。
「このプランなら、役に立てるでしょうか?
地元の人の役に立てる仕事にしたいんです」
その言葉に、私は深く感動したのです。
仕事とは「お役立ち」である
起業を「誰かの役に立つものにしたい」と本気で願う姿勢。
それこそが、これからの時代の仕事のあり方なのだと、
改めて教えてもらったような気がしたのです。
私自身がはじめて真剣に受けたセミナーで、
講師の方がこんな言葉をおっしゃっていました。
「仕事とは、お役立ちです」
この一言は、私の仕事観を大きく変えてくれました。
どんなに強い想いがあっても、それが“かたち”にならなければ、サービスとして成立しません。
逆に、形ばかりで想いがなければ、心には届きません。
だからこそ大切なのは、想いを“かたち”にして、
誰かの役に立つサービスや商品として届けていくことなのですね。
原点に戻る:理想のお客様をもう一度思い出して
ここで、プロフィールシリーズの第1回に立ち返ってみてください。
あなたが理想とするお客様は、
どんな悩みを抱えていますか?
どんな未来を望んでいますか?
そして、あなたのサービスは、
その方のどんな「困りごと」を解決できるのでしょうか?
それが、あなたの「お役立ち」の本質です。
“お役立ち”を、プロフィールでしっかり伝える
あなたの想いが、誰かの問題解決につながっている。
だからこそ、その想いを、商品やメニュー、サービスという
“かたち”にして、プロフィールにしっかりと書きましょう。
「私はこんな想いで、この仕事をしています」
「こんな悩みを抱えている方に、こんなふうに役立ちたい」
「だからこそ、こんなサービスを提供しています」
心を込めて考え抜いたサービスなら、きっと必要としてくれる人に届きます。
もし届いていないとしたら、それは“想いが足りない”のではなく、
ただ“発信が足りない”だけかもしれません。
あなたのプロフィールに、その想いと“お役立ち”の形を
丁寧に書き記してみてくださいね。
次回はいよいよ最終回。